結婚、離婚、パスポート取得など。
日常生活で戸籍謄本が必要な機会はありますが、そう頻繁ではありません。
いざ戸籍を取得しようとしても「本籍地がわからない!」ということもあります。
そんなときはどうすればいいのかみていきます。
1.本籍地と住所は別
戸籍を請求するときには本籍地を記載する必要があります。
まず大前提として。
住民票に記載されている住所地と本籍は別です。
中には同じ人もいますが、必ずしも同じとは限りません。
大半の人が別なのではないでしょうか。
戸籍を請求するときに本籍の欄に住民票上の住所を記載しても、本籍地と住所地が別であれば戸籍は取得できません。
2.住民票を取得して調べる
王道の方法としては住民票を取得して調べる方法です。
ただし、普通に住民票を取得すると本籍地は記載されていません。
住民票の請求書には本籍の記載をするかどうかのチェック欄があります。
そこへ忘れずにチェックを入れないとせっかく住民票を取得しても本籍地は記載されていない住民票が発行されてしまいます。
窓口請求であれば、気の利いた担当者が「本籍の記載はなしでいいですか?」と確認してくれますが。
確認してくれるかどうかは当たりはずれがあります。
また、郵送請求する場合は、ご自身で請求書に記載します。
本籍の記載の欄にチェックがなければ当然、本籍が入っていない住民票が届くのでくれぐれも注意してください。
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3.運転免許証で調べる
以前は運転免許証に本籍地が記載されていました。
もし古い運転免許証を保管していればそれを確認してください。
現在のICカード化された運転免許証には本籍地の記載がありません。
しかし、運転免許証には本籍地の情報が入っています。
警察署や運転免許証センターに設置されている確認端末に暗証番号を入力して本籍地を確認することができます。
確認端末はすべての警察署に設置されているわけではないので、事前に確認した方がよろしいでしょう。
また、暗証番号を入力して運転免許証に記載の本籍地を確認できるスマホアプリもあるようです。